4.0 KiB
4.0 KiB
name, description
| name | description |
|---|---|
| takt-engine | TAKT ピースエンジンのリファレンス。/takt コマンドから使用される。ピースYAML定義に従ったマルチエージェントオーケストレーション。 |
TAKT Piece Engine
ピースYAMLファイルを読み込み、定義されたワークフロー(状態遷移マシン)に従って複数のAIエージェントをオーケストレーションするエンジン。
設計原則
- Skill = 純粋なエンジンロジックのみ
- ピースYAML、エージェント .md は全て ファイル参照 で実行時に Read する
- Skill 内にピース定義・エージェント定義を一切埋め込まない
- このスキルが持つのは「YAMLの読み方」「状態遷移の回し方」「ルール評価の仕方」だけ
ピース解決
ピースYAMLの検索
引数の第1トークンからピースYAMLファイルを特定する。
- ファイルパス判定:
.yaml/.ymlで終わる、または/を含む → Read で直接読む - ピース名検索(以下の順で Glob/Read を試行):
~/.takt/pieces/{name}.yaml(ユーザーカスタム、優先)~/.claude/skills/takt/pieces/{name}.yaml(Skill同梱ビルトイン)
- 見つからない場合: 上記2ディレクトリを Glob (
*.yaml) で列挙し、AskUserQuestion で選択させる
エージェント .md の解決
ピースYAML内の agent: フィールドは、ピースYAMLファイルのディレクトリからの相対パス。
例: ピースが ~/.claude/skills/takt/pieces/default.yaml にあり、agent: ../agents/default/coder.md の場合
→ 絶対パスは ~/.claude/skills/takt/agents/default/coder.md
解決手順:
- ピースYAMLのディレクトリパスを取得
- 各 movement の
agent:の相対パスを絶対パスに変換 - Read tool で .md ファイルの内容を読み込む
- 読み込んだ内容をエージェントのシステムプロンプトとして使用する
全てのエージェント .md を事前に読み込む(状態遷移ループ開始前に)。
実行フロー
ステップ 1: ピースYAMLの読み込みと解析
- ピース解決でYAMLファイルパスを特定し、Read で読み込む
- YAML内容を解析して以下を抽出する(→ references/yaml-schema.md 参照):
name: ピース名max_iterations: 最大イテレーション数initial_movement: 開始 movement 名movements: 全 movement 定義の配列
ステップ 2: エージェントの事前読み込み
全 movement(parallel のサブステップ含む)から agent: パスを収集し、重複を除いて Read で読み込む。
ステップ 3: 状態遷移ループ
詳細は references/engine.md を参照。
iteration = 0
current_movement = initial_movement
previous_response = ""
LOOP:
iteration++
if iteration > max_iterations → 強制終了(ABORT)
movement = movements[current_movement] を取得
if movement が parallel:
→ 並列実行(engine.md の「Parallel Movement の実行」参照)
else:
→ 通常実行(engine.md の「通常 Movement の実行」参照)
agent_output を取得
rule 評価(engine.md の「Rule 評価」参照)
→ matched_rule を決定
next = matched_rule.next
if next == "COMPLETE" → 成功終了、ユーザーに結果を報告
if next == "ABORT" → 失敗終了、ユーザーにエラーを報告
previous_response = agent_output
current_movement = next
→ LOOP に戻る
ステップ 4: 完了報告
- COMPLETE: 最後の agent 出力のサマリーをユーザーに表示
- ABORT: 失敗理由をユーザーに表示
- max_iterations 到達: 強制終了を通知
詳細リファレンス
| ファイル | 内容 |
|---|---|
references/engine.md |
Movement 実行、プロンプト構築、Rule 評価の詳細ロジック |
references/yaml-schema.md |
ピースYAMLの構造定義とフィールド説明 |