# 比較調査知識 ## 比較調査の原則 2つ以上の対象を比較する場合、同じ指標を同じ条件で揃える。 | 基準 | 判定 | |------|------| | 両者のデータが同じ指標・同じ年度で揃っている | OK | | 片方のデータしかない | REJECT | | 指標の定義が対象間で異なる | 警告(定義の違いを明記) | | 規模差を考慮せず絶対値で比較 | 警告(率・人口比を追加) | ### 比較の軸を揃える 比較対象が異なる規模・背景を持つ場合、直接比較が誤解を生む。正規化(人口あたり、面積あたり等)を行い、条件の違いを明示する。 ## 比較データの収集 比較調査では、片方だけのデータでは価値が半減する。 | 基準 | 判定 | |------|------| | 全対象について同一のデータソースから収集した | OK | | 対象ごとに異なるデータソースから収集した | 警告(比較可能性を検証) | | 一部の対象のデータが欠損している | 欠損を明記し、比較可能な範囲を限定 | ### 比較不能の判断 指標の定義が根本的に異なる場合、無理に比較せず「比較不能」と報告する。部分的に比較可能な項目を特定し、比較可能な範囲を明示する。